「マジックは人を喜ばせるが、変造貨幣輸入は禁じ手」
今日の東京新聞の記事にこんなのがありました。
マジシャンもコインマジックのタネのためとはいえ、こんな事になってしまうなんて…。ちょっと可哀想な気がします「手品用に内側をくりぬく目的で五百円玉などを集め、台湾で加工して輸入しようとしたとして、マジシャンら三人が貨幣損傷等取締法違反(損傷目的収集)罪などに問われた事件があり、東京地裁(鈴木秀行裁判官)は十三日、「加工した円硬貨を使う手品は困難になるが、貨幣の信用を保護するためには、やむを得ない」として、三人に有罪判決を言い渡した。
弁護人の小野智彦弁護士は同法などの規制について「マジシャンへの適用は『表現の自由』の侵害で憲法違反」と無罪を主張していた。
判決後、小野弁護士は「初めての判断。加工した外国硬貨は使えるが、マジック表現の幅は狭くなる」と述べ、控訴する方針を明らかにした。
三人はマジシャンの渋谷慶太被告(36)らで、判決は懲役八−六月(求刑懲役八−六月)、いずれも執行猶予三年。
判決によると、渋谷被告らは手品用に加工した“ギミックコイン”を入手するため、昨年六月、東京都北区の銀行で、一万円札などを五百円、百円、十円の各硬貨計二百枚に両替。翌七月、台湾から内側をくりぬくなどした変造硬貨計百九十組を郵送させ、輸入しようとしたが、見つかった。
同法違反のほか、関税法違反(変造貨幣輸入未遂)も有罪とされた。
三月の初公判には日本奇術協会の藤山新太郎副会長が証人出廷し、五百円玉二枚を十円玉と五百円玉に変える手品を披露したが、鈴木裁判官は判決後「マジックは人を喜ばせるが、変造貨幣輸入は禁じ手」と話した。」(東京新聞社会面より)
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